目標達成の方法とモチベーション維持のコツ
今回は目標を達成する確率を高めるための、モチベーションアップの心理学的方法を書いていきたいと思います。
内容は
作業の見える化でモチベーションを維持する
ライバル、人の目を利用する
目標には幅を持たせる
目標を達成することによって誰、何に貢献できるのか
のようになっております。
目標達成を高める方法
まず初めにわかっていて欲しいのは、すぐに劇的な変化は起こらないという事です。
これから書くのはどこかで見たり、聞いたりしたことがあるかもしれませんし、なんだそんなことか、と思うような地味なことですが、そう思った方が要注意なのです。
見たり聞いたり知っているのにやっていない、ひたすら魔法の言葉を探している。
自分がそうだったんですが、ひたすらすぐに結果が出る言葉や方法を探していましたが、結局大事なことは地味なことで、今すぐ取り掛かるのが1番早いのです。
これは何年、何十年と経って、身に染みて分かったことです。
やはり行動にすぐに移すという事が大事で、難しい目標をどれだけ難しいのか、どうやったら完璧にできるのかをずっと考えているより、今すぐ速やかに行動に移すことを考えましょう。
それではいくつか目標を達成するための方法やモチベーション維持の方法を書いていきたいと思います。
継続力を高める 続けていることの見える化
継続力を高めるために、作業や続けていることの見える化をしましょう。
方法は、カレンダーにシールを貼るという方法です。
バカバカしいかもしれませんが、わかりやすい例えでいうと、
ラジオ体操の時に貰えたスタンプカードのようなものですね。
嫌だな~と思っていたけど、ふと振り返ってみた時、自分はこれだけ朝早く
起きていったんだ!と、自分のことをすごいと思えたり、
それからは自分から率先して行くようになったりした記憶はありませんか?
この自分が継続できている事の見える化は非常に大切なことで、
モチベーションアップに大きく関わってきます。
例えばなにかを頑張って10日続けて振り返った時、
なにも記録していなければ、頭だけで考え、ふと意味がないんじゃないかと
不安になることもあるでしょう。
しかし、見える化している場合、確実に目標に近づいていることが
一目で分かりますし、これだけやったんだという達成感が湧きます。
これが大事なんです。
目標に近づいている認識と自分はできているという自信と達成感が、
大きくモチベーションを上げ、加速させます。
人間は意味のない作業は苦痛に感じるようにできています。
やったことの記録がないと次第に忘れていき、どれだけやったのかわからなくなり、次第に続ける意欲や意味も薄れていきます。
やったこと、できたことの再認識が大事なのです。
そしてここで大事なのは、シールは自分の好きなものや豪華に見えるものにしてください。
ただの赤や丸の無機質なシールはだめです。
自分が嬉しくなるようなものが好ましいんです。
カレンダーに自分の好きなシールが増えていくのが嬉しい、
せっかくここまで毎日貼ってきたのに、途切れさすのもったいないな~
という気持ちになるのが理想です。
小学生の頃のたいへんよくできましたのシールやスタンプのイメージですね。
更に効果を得るには、
このカレンダーを家族や人目に触れるようにして下さい。
自分だけだと目標を諦めても、さぼっても自分だけで完結してしまいます。
人の目も上手に使って、すぐに諦めない工夫をしましょう。
もちろん、お休みの日を設けて構いませんが、
当日に急に休む日にしてしまうのは、避けたいところです。
なぜなら、今日はいいや!の日が続いてきてしまうと、
そのままやめてしまったり、自己嫌悪に陥るからです。
シールカレンダーを続けて、10日、1か月たった時にどれだけ自分に
自信が持てるか、誇らしく思えるか振り返ってみましょう。
その2 達成度、進渉度をいいあえる仲間やライバル持つ
これも上記のカレンダーを人目のつく所におくと同じような理由ですが、
確実に誰かと一緒に始めたり競ったりした方が長く続きますし、
頑張れるのです。
例えば勉強でも一緒に頑張っていた子が学力は同じくらいだったのに、
テストでそこそこの点差をつけられたとしたら、
今度はもっと点差をつけられよう!なんて思いませんよね?
せめて今度のテストでは追い付いてやるだとか、勝ってやるとか思いますよね。切磋琢磨しあえる良きライバルのような関係ですね。
上記と比べて、
自分一人だったとしたら点が上がろうが下がろうが、誰にも関係なければ
もっといい点が取りたいという意欲も湧くきっかけがありません。
また、ネガティブな感情でもパワーに変えて頑張ることができます。
ネガティブな感情をパワーにかえるという意味では、
あまり好きではない人と何かを始めれば、もちろん負けたくありませんし、
自分が取り組んでいることの話をするなら、
馬鹿にされないように頑張るとか、
すごいねと言わせてみたいとか、いいようにモチベーションを
高める原動力に変換して頑張ることができます。
これもまた、一つのメリットです。
その3 目標設定には幅を持たせる
目標設定には幅を持たせてください。
これは自己嫌悪に陥らないためです。
自己嫌悪は行き止まりと同じです。
モチベーションを削ぎ、やる気をなくさせます。
自己嫌悪回避のため、続けれるように目標に幅を持たせます。
例えば1日英単語を3つ覚えるという目標なら、1つでも5つでもいいと
設定します。
調子が悪い日や時間がない日は1つでもよし、逆にヤル気になっている日は
5つ覚える。
必ず3つ覚えるではなく、幅を持たせることでできる日は多めに、
出来ない日は少なくてもよい、
という風にして自己嫌悪に陥らない工夫をします。
または、量か時間の2つの設定をしておく方法です。
例えば、英単語を3つ覚えるか、机に30分向かう。
どうしても覚える気にならない日は、机に30分向かって入れれば
達成として良いなどです。
そのための時間を確保する、そのためだけの時間をとるという事も
大事なのです。
ちなみに目標達成を遠くさせるものが完璧主義です。
完璧なものを作ろう、しようとするよりも、
6,70%の物をどんどん作ってみたり、完了させていってください。
100%にしようとうんうん考えて、1年後、何一つ達成できてなければ
なんの進歩も達成もありません。
6,70%の物でもどんどん完了させていって、
それをあとで改善したり、高めていけばいいのです。
目標達成出来たら、誰に貢献できるのかを考える
もし目標を達成出来たら誰に貢献できるのか、誰が喜んでくれるのかを考えて見ましょう。
人間はほかの誰かのために貢献できていると思えると喜びを感じたり、
やることに意味を感じれたり、使命感を抱けたりすると、
モチベーションもアップします。
誰のためにもならないようなことを頑張らなくてはいけないと思いながら
やるのとは、大違いですよね。
その目標を達成出来たら、自分だけでなく、誰が喜んでくれるのか
間接的にでも誰のためになるのかを考えてみましょう。
世界中の有名人や歴史の偉人にもこのような思いや考えがあったことが伺えます。
坂本龍馬からイーロンマスクまで、誰かのために、日本のために、ひいては世界中の人々のためにという気持ちがあればこその、偉業や大きなことを達成できたとも言えます。
ですので目標を達成すると、誰にいい影響があるのか、何に貢献できるのか、思いつく限り考えてイメージしてみましょう。
そして大袈裟に思えるかもしれませんが、なぜやっているか不安になってしまったり、モチベーションが維持できなくなった時などに、思い返してみましょう。
きっと諦めそうになってしまった時でも、もう少し~のためにがんばろう!
と思えるはずです。
最後にまとめると
目標達成の方法の一つとして
カレンダーにシールを貼って作業を見える化することによって、モチベーションを維持し、また自分を褒める機会を増やし、振り返ることにより自信がつき、達成感も得られます。そして、目標達成の作業がだんだんと習慣になっていき、毎日貼れているシールを途切れさすのがもったいなくなり、作業を促進させます。
そしてライバルや人の目を利用することで、途中で投げ出しにくくなり、ライバルと切磋琢磨しあえることで、成長も加速し、話し合うことで新しいアイディアに出会うかもしれませんし、第三者に褒めてもらえるかもしれません。これもモチベーション維持に大きき関わります。
次に目標には幅を持たせることで、目標を達成しやすくして、とにかく自己嫌悪に陥らないように注意します。もし目標を達成できなくても自分を責める必要はなく、自己嫌悪に陥ると解決策も浮かばないので、自分を責めずに対策や解決策を考えましょう。
最後に目標を達成することによって誰に、何に貢献できるのかを考え付く限り考えてイメージし、くじけそうになったり諦めかけてしまった時に、今一度そのことをイメージして思い返してみてください。
またヤル気が出ないときには、自分がその目標を達成出来たらどんな未来になるのか、またそのまま達成できないままだと、どうなるのか何を失うのかを一度考えておき思い返してみましょう。
目標を決めるという事は理想どうりになりたい、したい、いう事です。
地道な作業を続けてまでもなりたい自分が悪い自分や未来のはずがありません。
なので、どんどん理想を理想ではなくし現実のものにしましょう!
理想を叶えてhappyな人が増えれば増えるほど世の中はhappyだらけになるということです。
という事は自分が目標を達成するという事は世界を幸せにする一端を担っているといっても間違いではありません。
ぜひ、みんなで目標があるのなら、目標に向かってチャレンジしましょう。