パニック障害を克服した芸能人や有名人
パニック障害を克服した芸能人 有名人
今回はパニック障害を克服した芸能人、有名人の方々をご紹介したいと思います。
パニック障害と闘いながら、パニック障害を乗り越えて克服し、テレビでも活躍している姿を見ると、我々にも勇気を与えてくれます。
中川家 剛
中川家 剛さんはテレビでも度々、発言しておりパニック障害に悩まされた芸能人として有名ではないでしょうか?
中川家 剛さんの場合は、仕事に行くための電車に乗れなくなっていったそうです。
ある時思い切って弟の礼二さんに相談したそうですが、初めはあまり理解を得られなかったそうです。
しかし、中川家 剛さんは自分はこういう症状が出て、パニック障害なんだということを思い切って、弟に告白したことによりとても気持ちが楽になったそうです。
そこから徐々に弟の礼二さんの協力も得て、無理をせず各駅停車から徐々に慣らしていき克服していったそうです。
また、周りのお笑い芸人の先輩がたの理解も得られ、それもまた気持ちが楽になったことでしょう。
芸人特有の辛いことでも笑いに変えるという環境が良かったのかもしれません。
有名なエピソードでは、さんまさんの番組に出ることになった剛さんにさんまさんは開口一番、おお!パニックマン!といったそうです。
しかしその後に続けて、
聞いたで、パニック障害とかいう病気らしいな。でもまあしゃーないやろ、なってしもたやんやから。俺もよくわからんねんけど、こいつ、パニック障害という病気やねんて。そうや。お前パニック万というコントでもしたらええねん!
額にP の文字をつけて困ってる人を助けに行ったけど手が震えてパニックになるっていう設定で!
といったそうです。人前でこんな事を言われ、自分がそういう状況だったらと思うと地獄に感じるかもしれません。
しかしその事により周りのスタッフや共演者にも、理解を得られ逆にその後のことを考えれば楽になったと思います。
周りもいじっていいのか、なんて声をかければいいのかという空気が漂う中、ビクビクしながら仕事をするよりかは、むしろこっちの方が気が楽になります。
そして、そのあとにも続きます。
緊張してんのか?と聞かれ、
はい、緊張しています!と答えると
さんまさんは
緊張してたらしてたでええやないか、それはそれで面白いんやから。
緊張してもいい。
怖くて仕方なくてもいい。
手が震えてもいい。
どんな状況でも前に出てくるやつには、おれが必ず責任を持つ。どうにかする。だから何でもええから出てこい。
といったそうです。
こんな事いわれたら、嬉しくてたまらないですね。
凄く安心できるでしょうね。
泣きそうなんでこの辺にして次に行きます。
安西ひろこ
安西ひろこさんもパニック障害に悩まされたと番組で告白されました。
ギャルのカリスマとして女子中高生に絶大な人気を誇っていたのですが、
その分プレッシャーを感じるようになり人気が出るにつれて言いたい事も言えない自由な時間すらもないという葛藤がストレスとなっていって発症に至ったといいます。
テレビで見なくなっていましたが、そのような理由とは知りませんでした。
今ではテレビに出るくらいまで回復したようでよかったです。
IKKO
美容家として有名なIKKOさんは、30代後半の頃にパニック障害に悩まされるようになった芸能人の1人。
当時個人事務所を立ち上げ、経営者としての責任の重さやストレスが掛かりパニック障害を発症し、過呼吸に悩まされたといいます。
IKKOさんの場合、周りに理解のある知人がいたことと、自身で生活態度を改めウォーキングをしたり、気分転換をして心にゆとりを持つように心がけたことでパニック障害を克服。
あれだけテレビでどんだけ〜!と
明るくお茶の間を明るくしてくれた人にも、つらい症状を乗り越えて盛り上げていてくれたなんて知りませんでした。
円広志
円広志さんは、パニック障害の頃の体験を本にした
僕はもう一生分泣いた パニック障害からの脱出 を出版しています。
円広志さんの場合、発症したのは50歳で、きっかけとなったのは多忙です。
関西で多数のレギュラーを持ち人気の円広志さんもパニック障害とは知りませんでした。
円広志の場合は番組収録中や車の運転中の異常な症状が出だし、はじめは大丈夫だと言い聞かせていたそうですが、とうとうこれはおかしいということで医師の診断を受け、パニック障害と診断されたのです。
まだ当時はパニック障害って病名が浸透していない時代なので、初めは医者に行ってもパニック障害だとわからなかったそうです。
円広志さんの場合は、薬を飲みながらでもいいから少しだけ頑張ることがポイントだといいます。
少しずつ少しずつ頑張るということでゆっくりと治していったそうです。
今ではそんな辛かった面影も見せずにテレビで活躍していらっしゃいます。
長嶋一茂
長嶋茂雄さんの息子である長嶋一茂さんもパニック障害でした。本も出しており、乗るのが怖い私のパニック障害克服法という本を出版されています。
長嶋一茂さんの場合、プロ2年目頃に、パニック発作に襲われるようになり、当初は自律神経失調症と診断されていたそうです。
なかなか改善されない苦痛から自殺まで考えてしまったそうです。
その後プロ野球選手を引退し、芸能人として活躍できたことでストレスから解放されパニック障害が緩和していったといいます。
また独特の食事法を取り入れてみたりもしています。
長嶋一茂さんいわくパニック障害を克服するためには、自分を責めないこと。
ストレスとうまく付き合ってあげることが重要だと言っています。
KinKi Kids 堂本剛
堂本剛さんもパニック障害に悩まされた芸能人として有名です。
2003年に自らパニック障害を患っていることを告白しました。
テレビを見ている限りでも少しわかるように、元々シャイな性格で人前に出るときには不安を感じることも多かったそうで、胃薬を服用していたといいます。
堂本剛さんの場合、仕事のために単身上京した15歳の頃からパニック障害の症状が出始めたといいます。
まだ15歳だった堂本剛さんは芸能人としての華やかな自分と本当の自分とのギャップに悩みストレスが溜まっていったといいます。
10代の頃は自分の感情を押し殺すことが多かった
自分への周囲の期待に痛みを感じることが多くあった
と告白しています。
ただ自分を素直に表現できる音楽や堂本光一さんとの出会いがパニック障害の克服への手助けになったといいます。
自分の思うように表現できないテレビや雑誌に比べ、音楽では素直に表現できるということはストレスがかからなかったのでしょう。
また、一番の理解者である堂本光一さんは堂本剛さんと一緒に仕事をする場合はパニック障害に対するいろいろなケアを心がけてくれたそうです。
やはり周りに世界のある協力者がいる事はとても大切なことです。
大場久美子
女優の大場久美子さんは母の死をきっかけにパニック障害を発症したと言えます。
大場久美子さんの症状の場合、急に激しい動悸や倦怠感に襲われ人ごみが怖くなり、電車や飛行機に乗れなくなったそうです。
大場久美子さんは病院に通っていたそうですが、芸能人という職業柄、
回復を焦るあまりにいろいろな病院を渡り歩き、投薬を繰り返して投薬による副作用でひどい鬱にもなったと言います。
そこで大場久美子さんは薬を止め、規則正しい生活や軽い運動を行い、鬱とパニック障害を克服したそうです。
大場久美子さんの場合、ゆったりと深呼吸してリラックスをし、楽しいと思えることに少しずつでもいいので挑戦することが招く障害の克服には重要だと言います。
yuiさん
yuiさんはシンガーソングライターとして活躍しました。引退されたのは、まだ記憶に新しいところですが、
yuiさんはヒット曲もだし順風満帆のようにみえましたが、2014年には医師からパニック障害であると診断されたことを告白しています。
YUI さんは、些細な事にも気が付くほど神経質な性格であるとファンの間では知られていたそうです。活動を休止したときの心境を、
限界が来た
自分の心が壊れてしまった姿を見せることはしたくない
と語っています。
何かを生み出さなくてはいけないアーティストならではの悩みやストレスを抱えていたのでしょうか?
今はご結婚、出産されていてストレスからは解放されたようで良かったです。
最後に
他にも海外では、
ニコラスケイジ
ジョニーデップ
マイケルジャクソン
さんらもパニック障害を克服したと言われています。
芸能人という職業柄、ストレスや大変な事も多いことが伺えますが、
それでもパニック障害を克服されて活躍されているというのは、
こちらもすごく心強く、励まされます。
これからも、ますますの活躍を期待しつつ、応援していきたいと思います。
それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました。