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パニック障害に運動療法は必須と言えるレベルかもしれない

   

こんにちは。

パニック障害の症状が良くない時は辛くて、ひたすらジッと耐えるしかないですよね。

しかし、パニック発作が出るかもしれない不安から引きこもりがちになり、運動不足になってはいませんか?

運動はパニック障害だけでなく、うつ病や様々な精神系の病気に効果があることが研究でわかっています。

今回はパニック障害は運動不足が原因なのか?

パニック障害の克服に運動は効果的か?

パニック障害の治療におすすめな有酸素運動

について書いていきたいと思います。

パニック障害は運動不足が原因なのか?

まずパニック障害は運動不足が原因なのかについてですが、パニック障害になる原因は1つだけではなく、複合的であったり、人それぞれ原因が異なると思います。

なので、結論をいえば運動不足だけが原因とはいえないです。

パニック障害のはっきりとした原因も治った人の治療法もひとつではなく、食事療法でよくなる人もいれば、運動で改善する人もいます。

なので原因は、運動不足が原因だったり生活習慣、食生活、姿勢、考え方、ストレス、遺伝など様々な要因の中のいくつかが重なってパニック障害になるし、

パニック障害を克服するのも一つのことに重点を置くよりかは、上記のいくつか思い当たるものの改善に複数取り組んでみるというほうが治りやすいのかなと思います。

つまり原因がはっきりわかっていない以上、運動不足だけが原因とは誰にもわからないのです。心当たりがあるものから改善していくしかないのです。

パニック障害の克服に運動は効果的か?

パニック障害の克服、治療に運動はいいのか?といえば効果的です。

初めから無理をするのは論外ですが、運動によってもたらされる効能は多くありますし、パニック障害に限らず、有酸素運動は不安障害やうつ病などのどんな症状も大幅に和らげることが分かっています。

有酸素運動は、症状を和らげる、体力を回復させる、ストレスに強くなる、すがすがしさや達成感、満足感などを得られる、など様々な効果があります。

薬で治療する、食事療法、認知療法、どれで治療していくにしても、運動と一緒に行うことも多いですが、あまり親身でないお医者に運動療法をすすめられることは少ないです。(診療報酬に関係がないため)

運動をすることで心拍数の増加や血圧の上昇、呼吸の乱れなどの体の状態が、必ずしも発作を誘発するような危険と結びつかないものだ、ということを学習できます。

またパニック障害は予期不安から身体が無意識に強ばり、力が入っている状態になる時があるが、運動は身体の緊張をほぐす効果があるので、先に体がリラックスすることにより、脳にリラックスしてもいいんだという信号を発信することができます。

パニック障害の治療におすすめの有酸素運動!

数々の研究で有酸素運動はパニック障害やその他の病状を軽快させることがわかっていますが、どんな有酸素運動がいいのでしょうか?

例を挙げるとしたら、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、ダンス、水泳、などがあります。

初めから激しい運動をせずに、外に出ることもつらい時期には家の中でできることでもいいでしょう。

階段を上り下りする、ストレッチをする、ヨガをやってみるなどですね。

有酸素運動をすることには他にも、メリットがあり生活習慣の改善、筋力や体力の低下、筋肉の緊張をほぐす、人との関わりのきっかけ、不安な考え、気をそらすことができる、身体が興奮することは危険な状態ではないという別の認識回路を作る、学べる、自由になれるなどのメリットがあります。

 

まとめ

パニック障害の原因は必ずしも運動不足が原因という事は言えないし、運動だけしていれば治るものでもないです。

ただ、様々な研究結果により神経症、不安障害、パニック障害、うつ病などの症状を軽快させる効果がわかっています。

また実験用のラットにストレスを与える場合、身動きをとれないようにするそうです。人間も同じでその字の如くまた比喩的な意味でも身動きをとれないと不安が増します。

僕自身も初めは薬も飲まず、家でじっとしていたらストレスなんてかからないから、半年くらいで治るだろうと勝手に思っていました。(というか半年くらいで治ってくれという願望でしたが)しかし、半年を越えても治りません。

家でひたすらジッとしていると不安なことばかり頭に浮かびます。人はジッとしていると、というより考え事をしだすとネガティブな方にだんだん考えが行ってしまいます。それにジッとしているだけでは、多少良くはなっても完治には向かいません。

休養 → 実践  なのかなと感じています。

とにかく外にでる機会を作って、その習慣を失くさないようにすることが大切なように思います。

症状がつらい時は家の中でできるヨガやストレッチなどをしてみて、少しでも行けそうと思えたら10分でも外に出て、太陽の光を浴びてウォーキング、ランニング、サイクリングなどの有酸素運動をしてみてください。

それを少しずつ続けていけば、ある時に自分に自信が湧いてきたりもします。なので、少しでも今日は大丈夫そうかなと思えたなら、外に出ることを心がけてみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 - パニック障害