きっと大丈夫!パニック障害の人におすすめの仕事と注意点
パニック障害になってしまってつらいけど、お金は必要なるので、仕事をしないといけない人はたくさんいると思います。
- 働かないと生活ができない
- そろそろ働けるなら働きたい
- 社会復帰したいけど働けるか不安
今回はパニック障害になったんだけどそろそろ働きたいと思えるようになってきた方に、他の人の事例やパニック障害の方に向けておすすめの仕事、探し方などの事を書いてみたいと思います。
今回の内容を簡単にまとめると、
仕事を探す条件
- 短時間、短期間から始める
- 軽作業、単純な作業を選ぶ
- できるだけ近くの職場を探す
職場の状況
- 逃げ出せる状況の確保、トイレなど
- 誰かと密閉空間ではない
- 周りの人の理解はできればある方がいい
おすすめの仕事の例
- 在宅ワーク
- ポスティング
- 軽作業
- 体を動かす仕事
- 清掃
- 派遣
- メーター検針
- 荷出し
- 仕分け作業
探し方
- 求人情報雑誌、フリーペーパー
- 求人情報サイト
- ハローワーク
- 障害者雇用支援機構サイト
という感じになります。
それでは各項目について詳しく書いて行きたいと思います。
他のパニック障害の方の事例
過去にうつ病とパニック障害がありましたが、清掃の仕事に就いていました。清掃のバイトから始めてみるのはおすすめです。
清掃のパートは他の職種と違い、融通がきくし、病気の事情を話しても採用されやすい。短時間も可能でシフトも比較的融通がききます。
Bさん
治療を続け、今は4時間の派遣社員で大学図書館の司書として働いています。
人と接すると不安感が募るときもありますが、発作が起きたときはこうするというメモ書きを常に持って働いています。
職場の同僚にも病気のことを話しています。職安で仕事探す時も病気の事を言えば相談にのって貰いました。
Cさん
薬などを予め飲めば発作は大丈夫とかならなんでもできると思います。あと発作が起きたら気分が悪いといってトイレに行くなど。
世の中甘くもないですが、思っているほど厳しくもない部分もあると思います。私も不安はいっぱいありますが、少しづつ歩んで行こうと思います。
あまり日数や時間に無理のない程度から始めてみたらいいと思います。人と接することが苦手ではないのなら、スーパーの荷出し運び、内職的な仕事やポスタリングなどもあります。
Dさん
パニック障害歴八年、派遣社員歴八年です。一部上場企業で、社員並みに働いています。仕事中、発作になったことは、8年のうち3回だけです。
仕事以外では何回もあります。頓服を服用しています。幸い、周りの人は病気の事を知っています。その安心感からか長く続いています。
仕事は営業事務で、毎日電話を取り、注文を聞きクレーム処理もします。
Eさん
パニック障害があってもしばらく正社員で普通に働いていましたが、途中から閉鎖された空間や渋滞に巻き込まれる、長時間の残業などで結局ダウンしてしまいました。
しかし休養を経てもうすぐ仕事をする予定です。まずは非正規雇用の形態から働こうと思います。
準備運動も必要だろうと、今はボランティアに参加してみたりもしているところです。
パニック障害の方におすすめの仕事
パニック障害と一言で言っても、症状は人により様々です。自分の症状や発作の出やすい条件、薬を事前に飲めば大丈夫などを考慮してみて下さい。
基本的にパニック障害のひとに当てはまる症状を考慮すると下記のようになります。
職場が自宅から近い
パニック障害の方にかなり共通する症状の閉鎖された空間や人混みで逃げられない状況を避けるために、電車やバスの通勤を避ける意味で、まずは自宅から近い方がいいかと思います。
また、初めは遠くまで行くこと自体も恐い場合がありますので、まずは自宅から近い職場から探してみましょう?
どうしても遠い場合は交通手段を変えてみる、例えばバイクや送り迎えなどの通勤を考えてみてください。
短期間、短時間からできる
始めからフルタイムは心身ともに負担がかかりやすいです。環境の変化やストレスや過労から症状を悪化させるかもしれませんので、始めは短時間や短期間から始められる仕事がおすすめです。
徐々に慣れていけば勤務時間を延ばせばいいのです。
軽作業、単調な仕事から始めるのがおすすめ
体を酷使する重労働や、頭をフルで使う難しい仕事というのは、結果的に疲れてしまいますし、パニック障害の症状としてあまり頭がスッキリしない、体の不調が心配、という方もいると思います。
どちらにしても始めはできるだけハードルを下げてから始めるのが良いと思います。軽作業な仕事自体は、探せば結構たくさんあります。
1人で作業ができる仕事
ほとんどの場合、できれば自分のペースや1人でする作業の方が気が楽だと思います。逆に誰かいないと不安という症状の方には当てはまらないかもしれませんが。
責任感が強すぎる、他人の目が気になるという方がパニック障害になりやすいと言われていますが、思い当たる方は1人で黙々と作業できる仕事から始めてみてはいかがでしょうか?
自宅でできる仕事
実際、みんなこれはおもいますよね。賃金は少ないですが、内職的な仕事もありますし、今の時代はパソコンやネットで仕事ができる在宅ワークなどもあります。文字の入力やブログ記事の代行作成、ロゴの作成などの仕事を請け負ったりもできます。
あとはこの際、興味関心を広げてみるというのも1つの手です。少しやりたかった事にチャレンジしてみる、スキルアップを目指してみるなど。
例えばIT関連の仕事、WEBデザイナーやプログラミングなどを自分のスキルアップのためにもやってみるなど。プログラミングなどはまだまだ人材不足ですし、自分で起業したり自宅で仕事を請け負うことも可能になります。
また、アフィリエイトやせどり、ユーチューブなどで稼ぐ方法もあります。
※注意点
在宅ワークやネットで〇〇稼ぐ方法などの詐欺には気をつけて下さい。
初めに登録料を請求される詐欺や、情報商材料として数万円払っても意味のないような商材も溢れるほどあります。
決して知識のない人が興味本位で手を出さないようにしましょう。
そういう人をターゲットにしているので。
病気になって、お金もない困った状況で自分で自分に追い打ちをかける事になります。それだけは絶対に避けましょう。
パニック障害におすすめの仕事の例
在宅ワーク、ポスティング、軽作業、体を動かす仕事、清掃、派遣、メーター検針、荷出し、仕分け作業、事務作業、新聞配達、宅急便配達(近場で自転車)、などがあげられます。自分の症状やこれならできそうと思えるものを選ぶのがイイと思います。
まずは求人広告のフリーペーパーや求人情報サイトなど、目を通してみましょう。
仕事を選ぶ際に注意したい3つのこと
長時間勤務
病みあがりというのはやはり、予想以上に体力が落ちているものです。身体の負担も多くなるので、短時間、週に3.4日からがおすすめです。初めからの長時間はできるなら避けましょう。
早朝、夜勤
あまりの早朝、夜勤のお仕事は生活リズムに逆らうのでおすすめできません。
パニック障害の方が自律神経が乱れることをして体調を崩してしまっては元も子もありません。
あまりの早朝や夜中は避けましょう。
ストレス過多
ストレスが1つの原因となってパニック障害になった方も多いと思いますので、ストレスが多いであろう仕事も注意が必要です。
人によりストレスの感じ方は違うと思いますが、代表的な事でいうと営業やクレーム処理、あとは、炎天下での重労働、うるさい場所や接客業、パチンコ店での勤務などはおすすめできません。
自分に合った仕事を探す
自分にぴったり合った仕事や良好な人間関係が築ける職場というのは、元々、簡単に見つかるものでもありません。
諦めずに、自分にもできそうな仕事を見つけたらあまり悩まずにどんどん問い合わせてみましょう。
求人情報フリーペーパー
まずは近くのスーパーやコンビニにある求人情報雑誌やフリーペーパーを眺めてみるのもいいでしょう。
これまでとは違う視点で見るので、今まで気づかなかった仕事に気づくと思います。
ハローワークで相談してみる
ハローワークなどで病気の状況などを話して相談してみましょう。相談に乗ってくれます。またハローワークの障害者雇用制度というのもあります。
下記は障害者雇用求人検索です。
https://www.hellowork.go.jp/servicef/139510.do?screenId=139510&action=initDisp
高齢者、障害者、求職者雇用支援機構
高齢者、障害者、求職者雇用支援機構のサイトです。
http://www.jeed.or.jp/
求人、就職情報サイトで探す
家にいながら求人情報や就職情報を見たり探したりできる求人、就職情報サイトがいくつもあります。
こちらのサイトの方は追って追記したいと思います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。